フェルメール全37作品と
葛飾北斎『諸国瀧廻り』・
『冨嶽三十六景』から
珠玉の41作品を
リ・クリエイトで一堂に展示

17世紀 オランダの画家ヨハネス・フェルメール、19世紀 日本の絵師 葛飾北斎。活躍した国も時代も違う二人の天才をつなぐ線、それは「青」でした。空の青や水の青、いずれも生命に直結した重要な色です。青こそが人の心を捉える事に気づき、究極の青を追い求めて、フェルメールは当時、金よりも貴重だった鉱石『ラピスラズリ』を惜しげもなく用いて、人の心を惹きつける少女の顔を描きました。一方、葛飾北斎は当時日本に入ってきたばかりの化学顔料『ベロ藍』を使って、
青を揺らし、青をにじませ、圧倒的な構図で空と波を表現しました。そして、二人の「青」はいまなお世界中の絵画ファンを魅了し続けています。本展ではフェルメールが生涯で描いた全37作品、そして、北斎の傑作『諸国瀧廻り』と『冨嶽三十六景』から珠玉の41作品を最新のデジタルリマスタリング技術でリ・クリエイトしました。鮮やかによみがえった400年前のフェルメール・ブルー、150年前の北斎ブルーを是非、会場でお楽しみください。
マウリッツハイス美術館も公認した「リ・クリエイト」マウリッツハイス美術館も公認した「リ・クリエイト」

マウリッツハイス美術館も公認した
「リ・クリエイト」

2011年から2012年にかけて多くのフェルメール作品が来日し、日本中を席捲したフェルメールブーム。最新デジタル技術を駆使したフェルメール全37作品のリ・クリエイト作品を展示する「フェルメール 光の王国展」は、2012年1月から東京・銀座を皮切りに全国35カ所、海外1カ所で開催され、現在では延べ60万人以上を動員しています。折しも、空前のフェルメールブームを支えた「真珠の耳飾りの少女」が世界各国でのツアーを終えて、2015年に本国オランダのマウリッツハイス美術館に帰還しました。同時に大改修工事を終えた同美術館では大々的なリニューアルキャンペーンを実施。その一環として、「フェルメール 光の王国展」の監修を務めた福岡伸一氏が、“マウリッツハイス美術館が選ぶ「世界のフェルメール愛好家20人」”に選ばれ、同美術館の公式CMやポスターに出演。さらに、フェルメールのリ・クリエイト作品についても同美術館からの公認を得るに至りました。本展覧会は、そのようなリ・クリエイトが多くの方々に認知され、その評価が高まった背景により実現する、新たなプロジェクトです。

  • 解説パネル
    フェルメール/葛飾北斎に関する解説パネルも展示

    フェルメール/葛飾北斎に関する
    解説パネルも展示

    二人の生涯や作品に関する解説パネルもそろえております。作品と一緒にご覧いただくことで、作品をより深くご理解いただけ、お楽しみいただける内容となっております。

  • 音声ガイド
    宮沢りえさんと小林薫さんが担当

    宮沢りえさんと小林薫さんが担当

    宮沢りえさんがフェルメールの娘“エリザベス”、小林薫さんが“フェルメール”に扮して、各作品をストーリー仕立てで解説しています。単なる作品解説のナレーションにとどまらない、この二人だからできるエンターテイメントな作品に仕上がっています。

  • オリジナルグッズ
    展示会限定のグッズを販売

    展示会限定のグッズを販売

    図録やポストカード、クリアファイルなど、全てこの展示会でしか購入できないオリジナルグッズを販売いたします。内照式の“光る什器”もご用意。グッズコーナーも“光”を意識した雰囲気作りを心がけております。

RESULTS

期間2018/10/29 ~ 12/2(35日間)
場所イオンモール下田 専門店街2Fイオンホール
主催青森テレビ/岩手めんこいテレビ/ブレイン
来場者数8,085人